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春日井市でパミール屋根の劣化を発見|塗装できないって本当?ドローン調査で分かった事実
ドローン調査で発覚した屋根の劣化


今回ご相談いただいたのは、春日井市にお住まいの築20年のお客様です。


ニチハ パミール ドローン撮影 全景


近づいたらパミールと分かりました!!


「屋根と外壁の塗装を考えているので、見積もりをお願いしたい」とご依頼をいただき、現地調査に伺いました。

まずは目視とドローンを使って屋根をチェック。
すると、表面がめくれて層状に剥がれている症状が確認できました。
これは、ニチハ製の「パミール」に特有の劣化で、まるでミルフィーユのように表面が層になって剥がれていきます。

お客様も事前に調べていらっしゃり、
「パミールは塗装できないと聞いたのですが本当ですか?」
「スーパーガルテクトフッ素はどうなんでしょうか?」
といった専門的なご質問をいただきました。

パミール屋根が抱える問題点


これがニチハ パミールです💦
パミールは1996年〜2008年にかけて販売されていた屋根材です。
しかし、以下のような弱点があることで知られています。

耐久性が低い

層間剥離を起こしやすい

雨を吸いやすい性質を持つため、冬の凍結と膨張を繰り返し、劣化が急速に進みます。
そのため、どんなに高性能な塗料を塗っても効果はなく、塗装でのメンテナンスは意味を成しません。

対策としては、

古い屋根を撤去して新しくする「葺き替え」

既存の屋根の上に新しい屋根をかぶせる「カバー工法」
のいずれかになります。

パミール屋根を放置するとどうなる?


パミールを放置すると・・・


「見た目はそれほど悪くないから、もう少し様子を見てもいいのでは?」
そう思われる方もいらっしゃいますが、パミールを放置すると次のようなリスクがあります。

強風や台風で屋根材が剥がれる

飛散した屋根材で近隣の車や住宅に被害を与える恐れ

雨漏りが進行し、室内のクロスや木材までダメージを受ける

特に近年は、暴風や豪雨などの自然災害も増えており、劣化した屋根を放置するのは大変危険です。

ご提案したリフォーム内容

今回のお客様には、以下の内容をご提案しました。


IG工業ガルテクトフッ素の説明


屋根葺き替え工事(IG工業 スーパーガルテクト フッ素)
 軽量かつ高耐久のガルバリウム鋼板を使用。フッ素塗装タイプは耐候性に優れ、長期間メンテナンスが不要です。

雨樋交換(PC50)
 屋根リフォームの際は雨樋も同時に交換するのがおすすめです。古いまま残すと排水不良や水漏れの原因になりやすいためです。

屋根を軽量化することで、建物への負担が減り、耐震性が向上するというメリットもあります。

パミール屋根の劣化は早めの対応を

今回のお客様は事前にかなり調べていらっしゃったため、スムーズにお話を進めることができました。
ただ、「パミール」という屋根材を初めて聞いた、という方もまだまだ多いのが現実です。

もしご自宅の屋根が、

表面が剥がれている

板が層状にめくれている

築20年前後である

といった状況であれば、一度専門業者による点検をおすすめします。

弊社ではドローンを用いた安全な調査を行っており、詳細な診断をもとに最適なプランをご提案しています。
春日井市で「屋根が心配…」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。


弊社は、岐阜県多治見市にある屋根工事業者です。

下記エリアも対応可能です。


可児市、土岐市、瀬戸市、尾張旭市、長久手市、春日井市、

高蔵寺、犬山市、各務原市、加茂郡、など、、、 上記にないエリアの方もぜひご相談下さい。



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株式会社成田屋根工事店

住所:岐阜県多治見市富士見町3-91-2

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