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瀬戸市で板金葺き替え工事②|雨樋工事もお任せください

瀬戸市で進めている板金葺き替え工事の続報です。
いよいよ、立平板金の施工に入りました。


立平板金これから葺いていきます

今回の屋根は勾配が緩やかなため、頂上から軒先まで一線で雨が流れるように、立平板金を採用しています。
もともとの屋根も同じ仕様で、緩勾配に適した構造です。

緩勾配屋根に立平板金が適している理由


立平板金と鼻隠しの間を面戸で塞ぎます


緩い勾配の屋根に、瓦や一般的な板金のような「重ねて葺くタイプ」を使用すると、雨水が下まで流れきらず、その場に溜まってしまうことがあります。
そうなると、重ね部分に水が滞留し、雨漏りの原因になることもあります。

屋根材には、それぞれ許容できる勾配の範囲があり、屋根の傾きに合った材料を慎重に選定することが大切です。
今回は、緩勾配対応の立平板金を使用することで、確実な排水性能を確保しました。

職人技が光る施工ポイント

立平板金の頂上部分は、上にある瓦屋根の軒先よりも奥に入り込み、建物の壁と接しています。
緩勾配のため、風を伴った雨(吹き降り)の際に雨水が逆流するおそれがあり、その対策が重要です。

壁際部分では、立平板金を立ち上げて防水性を高めていますが、さらに念を入れて、壁まで逆流する前に堤防のような立ち上がりを設けました。
少しでも不安要素を減らすため、現場では知識と経験をもとに細部まで丁寧に仕上げています。

この上に「雨押え水切り」を取り付け、壁際の防水をさらに強化。


面戸上に雨押えも取り付け


これで、緩勾配でも安心できる屋根構造が完成しました。

雨樋工事も同時に施工


軒樋、受け金具の取り付け


軒樋取付完了 Panasonic半丸105


続いて、瓦屋根部分の雨樋を復旧していきます。
既存の雨樋は経年劣化でうまく排水されておらず、新しいものへ交換しました。


はい樋も取付完了!屋根材との色合いもマッチしています


取り付けの際は、水がきちんと流れるよう勾配を正確に測定し、慎重に施工しています。
使用した部材は「Panasonic 半丸105」。
屋根材との色味を合わせ、全体の印象も自然で落ち着いた仕上がりになりました。

板金葺き替え・雨樋工事が完了


立平板金・雨樋、取付完了


立平板金、雨押え、雨樋の取り付けまで、すべての工程が無事完了しました。
これで屋根まわりの防水性能がしっかりと整い、長く安心してお住まいいただける状態になっています。

次回は、瓦屋根部分の修理の様子をご紹介いたします。


弊社は、岐阜県多治見市にある屋根工事業者です。

下記エリアも対応可能です。


可児市、土岐市、瀬戸市、尾張旭市、長久手市、春日井市、

高蔵寺、犬山市、各務原市、加茂郡、など、、、 上記にないエリアの方もぜひご相談下さい。



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株式会社成田屋根工事店

住所:岐阜県多治見市富士見町3-91-2

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